やさしさは重い « こねずみさんの独り言

やさしさは重い


週末を利用して、ティッシュ配りのアルバイトにいったときのことです。

その日はとても暑く、配布場所もコンクリートで照り返しがかなりキツイ場所でした。

私は大き目のペットボトルを一本、コンビニで買い事務所へ向かいました。

そこは初めていく現場だったのですが、事務所を訪問すると、穏やかそうな女性が応対してくれました。

そしてティッシュの箱と一緒に、よく冷えたペットボトルの紅茶を渡してくれました。

「暑いから、これも持っていってください。


私はお礼を言って、ペットボトルを肩掛けカバンの中に仕舞いました。

ものの30分後、渡されたティッシュが全て捌けてしまいました。

元々の個数が少なかったせいもありますが、駅前で人通りが多かったのです。

素早く捌けて爽快な反面、またティッシュの箱をとりに戻らないといけません。

ちなみにこの時点で、ペットボトルはまだ一口も飲んでいませんでした。

その日は7時間勤務の予定だったので、後のためにとっておこうと思っていたのです。

事務所に戻り、ティッシュの箱を余分に持っていこうと、台車に積んでいたときのことです。

今度は警備の方がやってきました。

「今日は暑いねぇ!」
とその方は言うと、近くにある自動販売機に向かいます。

「遠慮せずに持っていきなさい!」
ペットボトル3本目です。

さすがにもらいすぎだと思い、大丈夫だと伝えようとしたのですが
「こういう時は遠慮しないの!」
と勢いよく押しきられ、私のカバンはペットボトルでパンパンになりました。

やさしさって、重いなぁ…と思った瞬間でした。

ベルタ酵素

とはいえ親切にされるのは、とてもありがたいことです。

カバンは重くなったけれどノドが乾くことはありませんでした。

その日の勤務も無事に終わりました。

また同じ現場に入れるチャンスがあるかわかりませんが、ホッコリした気持ちで勤務できた一日でした。